最近の安全対策情報(令和5年12月15日)

令和5年12月15日

ポイント

  • ホリデーシーズンは事件事故の発生が多くなる傾向がありますので、十分な安全対策を講じましょう。特に人が多く集まる場所を訪れる際には、テロ対策に加え、銃撃事件やその他の一般犯罪に遭わないように周囲の状況に注意を払いましょう。
  • 最近、車に関する事件事故が増えています。冬期間の運転や車上荒らし・車両盗難にも気をつけましょう。
  • 当館ホームページに「安全の手引き」を掲載しています。在留邦人の皆様の安全対策の参考にしていただければ幸いです。

ホリデーシーズンの安全対策について

クリスマスから年末年始にかけたホリデーシーズンには、ご旅行や外出の機会が多くなるかと思いますが、これに伴い、事件事故の発生が多くなる傾向があります。欧米では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所を標的としたテロが頻発している中、クリスマスや年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テロの可能性が高まることが懸念されますので、特に注意が必要です。


皆様にとって素晴らしいホリデーシーズンになるよう、安全対策上、以下の点についてご留意ください。


  1. 外出時、特に人が多く集まる場所を訪れる際には、テロ対策に加え、銃撃事件やその他の一般犯罪に遭わないよう、周囲の状況に注意を払いましょう。不審な人物には近づかず(距離をとり)、もし不審な行動や状況を察知したらすぐにその場を離れ、また、身の危険を感じたら、近くの建物などに逃げ込むなどして助けを求めたり、「911(緊急通報)」へ通報しましょう
  2. 屋外のATMやガソリンスタンドなどにカード情報を読み取るスキミング機器が設置されたり、インターネット上で偽サイトに誘導されるなどして、カード情報が盗まれ、クレジットカードやデビットカードが不正利用されているケースが発生しています。利用明細は定期的に確認し、身に覚えがない利用履歴があった場合には、直ちにカード発行会社に連絡して相談しましょう。
  3. 配達物に関連して、置き配(在宅・不在にかかわらず、戸口などに荷物を置く配達方法)の盗難も発生しています。できる限り、配達時間をこまめに確認するなどして、長時間荷物が戸口に放置されないよう注意しましょう。受け取れない場合には、近所の知人に預かってもらったり、防犯カメラを設置するなどして、盗難対策をとることをお勧めします。
  4. 最近、パスポート(旅券)の紛失・盗難に関する相談が増えています。パスポートをなくしてしまうと、予定していた旅行をキャンセルしなければならなくなるだけではなく、不正な出入国や国際的な犯罪に利用される場合もあります。また、新たにパスポートを申請する場合には、日本から戸籍謄本を取り寄せる必要があるなど、手間も時間もかかります。パスポートを持ち歩く際は他の身分証明書と同様に大切に携帯し、また、自宅等で保管する際の管理にも十分にご注意ください。

自動車関連の事件事故について

米国では日本に比べて非常に多くの交通事故が発生しています。例えば、2022年のコロラド州(人口約581万人)と兵庫県(人口約547万人)で交通事故による死者数を比較すると、コロラド州が745人、兵庫県が122人で、コロラド州のほうが6倍以上も多くの方が犠牲になっています。


事故の主な原因は、運転中の注意散漫、スピード超過、酒気帯び・飲酒運転、薬物影響下での運転となっています。あおり運転にも注意が必要です。不自然な運転を見かけたら十分に距離をとり、必要な場合には人目の多い所に駐車するなどして、事件事故に巻き込まれないよう注意しましょう。万が一に備え、車両保険とともに十分な補償を受けられる医療保険の加入もお勧めします。


また、当地では冬の寒さが厳しいため、特に降雪が多い時は、冬季用タイヤやチェーンを装着し、万が一の故障などに備え、車内に飲料水や毛布などを常備しましょう。


暖機運転をする場合は、キーを差したまま車から離れると車両盗難のおそれがありますので、くれぐれもご注意ください。


更に、当地では車上荒らしや車両盗難への警戒も必要です。外出先で車を駐車する時は、人目につく明るい場所を選び、車を離れる時は、貴重品などを車両の外から見えるところに置かず、窓を閉め、必ずドアを施錠しましょう。その他、具体的な盗難防止対策がデンバー市警察の以下のウェブサイトで確認できますので、ご参照ください。


デンバー市警察ウェブサイト

当館作成の「安全の手引き」について

当館では、当地に滞在する日本人の皆様の安全対策の参考情報として「安全の手引き」を当館ホームページに掲載しています。基本的な防犯対策に加え、テロ対策や銃撃事件への対処方法についても記載していますので、ぜひご一読の上、皆様の安全対策の一助にしていただければ幸いです。


当館ホームページ『安全の手引き』