【注意喚起】米国法令の遵守について(米国政府からの通知)(令和7年6月4日)

令和7年6月4日

【ポイント】


【本文】

  1.  5月29日(木)、米国政府から日本を含む各国大使館・総領事館に対して、米国内における法令の遵守についての注意喚起がありました。
     米国政府からの連絡では、米国への不法入国、米国内において滞在期限を超過し不法滞在となる、あるいはその他の法令違反をすると、逮捕・罰金・懲役のリスクがあるほか、国外退去処分とされる可能性もあること、また、国外退去となった場合、米国への再入国が永久に禁止される可能性もある旨、自国民に周知するよう各国公館に求めています。
     在留邦人の皆様におかれては、不法入国、不法滞在、法令違反行為(資格外活動や飲酒運転等)は、逮捕・拘留されたり、多額の罰金が課されるリスク、さらには査証・滞在資格が取消され、国外退去となり、その後再入国が禁止される可能性がありますので、十分ご注意ください。

  2.  米国政府は、不法滞在中の外国人に対して速やかな出国を促しており、帰国費用がない場合には、国土安全保障省(DHS)が提供しているCBP Home Appを通じて帰国支援制度を活用することが可能です。
     なお、旅券(パスポート)の有効期限が過ぎている場合は、当館にご相談ください。

  3.  米国の出入国、滞在に関係する法律制度や手続き等について支援・助言が必要な方は当館にご相談ください。弁護士リストの提供も可能です。また、万一逮捕・拘禁された場合には、現地警察等に対し、当館に連絡するよう要請してください。

  4.  米国査証・滞在資格に関しては、緊密に米側と意思疎通しており、引き続き、領事メール等を通じて情報提供してまいります。

【参考】
●CBP Home App
https://www.dhs.gov/cbphome