米空軍士官学校学生隊長公邸における夕食会「トモダチ・ディナー」の開催(2月24日(火))

平成27年2月28日

    
 

 2月24日(火)午後5時30分より,米空軍士官学校学生隊長スティーブ・ウィリアムズ准将公邸にて,当館及び士官学校共催にて,総領事公邸料理人の山中梢末枝さんによる和食紹介等の食を通じた日米文化交流の発展,及び日米同盟関係の強化を目的とした「トモダチ・ディナー」と称する夕食会を催しました。当日は,米空軍士官学校長ミッシェル・ジョンソン米空軍中将をはじめとする士官学校幹部,日本語を履修する士官候補生,士官学校コーラス隊等の他,南コロラド日米協会関係者等,約70名が出席しました。
 

    
 

 式典は,ウィリアムズ准将の次女アシュレイ・ウィリアムズ嬢による日本国歌の独唱及び士官学校コーラス隊による米国国歌の斉唱によって開始され,大野総領事の挨拶による挨拶,ウィリアムズ准将の発声による乾杯がありました。
総領事からは,本「トモダチ・ディナー」の開催を歓迎すると共に,東日本大震災発生時の米軍の支援に対して改めて謝意を表し,本夕食会は,食を通じた日米相互の文化交流絶好の機会であるところ,日米の友情を深めたい旨の挨拶がなされ,また,ウィリアムズ准将からは,外国との関係で友情を得るためには,その国の文化を知ることが重要であり,同准将は2度の日本勤務時代に日本文化を知ることを通して日本と非常に良好な関係を持つことができたこと,さらには,こうした友情を育むことがひいては未来のアメリカの礎となる旨の挨拶がありました。

 

    


 夕食会では,米側から米国料理につき,日本側として山中公邸料理人から和食の特徴やその歴史等を紹介するとともに,同料理人の手による一品一品の料理に関する説明が行われた後,同料理人による鮨のにぎりのデモンストレーションが行われました。士官学校関係者他多数が同料理人の説明及び手さばきに感心し,用意された鮨は完食されました。多くの参加者が和気藹々と歓談しつつ和食を充分に堪能しました。この「トモダチ・ディナー」で和食を通じた効果的な日米文化交流が行われるとともに,日米同盟の重要性が再確認されるよい機会となりました。
 


(写真キャプション※左上から)
 アシュレイ・ウィリアムズ嬢による日本国歌斉唱
 米空軍士官学校コーラス隊による米国国歌斉唱
 両国歌斉唱を聞く出席者たち
 総領事挨拶
 学生隊長による挨拶
 公邸料理人による日本料理に関する説明
 公邸料理人による鮨デモンストレーション (1)
 公邸料理人による鮨デモンストレーション (2)
 学生隊長による一本締め
 全体写真(前列中央総領事,その右学校長ミッシェル・ジョンソン中将、左側は学生隊長スティーブ・ウィリアムズ准将)