ボニー・クラーク・デンバー大学人類学部教授への外務大臣表彰伝達式の開催 (令和5年5月24日)

令和5年5月25日
Salt Lake
Salt Lake

5月24日(水)、総領事公邸において、令和4年度外務大臣表彰の伝達式が開催され、ボニー・クラーク・デンバー大学人類学部教授に対し、三上総領事から表彰状が授与されました。


ボニー・クラーク教授は、人類学の知見を活かし、2005年からデンバー大学で第二次世界大戦中に日系米国人を収容したアマチ強制収容所跡地を発掘調査する「アマチプロジェクト」を立ち上げ、地元コミュニティと協力し、同プロジェクトを推進。同教授の活動により、同跡地の歴史的評価・重要性が高まり、2022年3月18日に同跡地が国定史跡に認定されました。また、各種講演活動、執筆活動により、日本人・日系人収容にかかる歴史・文化に関する啓蒙活動を通じて、日本と米国の相互理解促進に大きく貢献されました。


同式典には、ボニー・クラーク教授の家族や友人、デンバー大学関係者、アマチ強制収容所被収容者及びその子孫他が出席しました。


<参考>外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献・功績のあった個人及び団体に対し、その功績を讃えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。