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在デンバー日本国総領事館領事部 平成25年メールマガジン第44号 (2013年10月8日送信)

狂犬病に対する注意

狂犬病に対する注意

 今年に入って現在までのところコロラド州ウェルド郡(同州北方)において25匹の動物に狂犬病ウィルスが確認されていますが,最近学生二人が負傷したコウモリを手当てしたところ狂犬病に感染,また男性がウィルスを有するネコに噛まれて狂犬病に感染しており,治療が必要となる事案が続けて発生しています。

  狂犬病はイヌに限らずヒトを含めたすべての哺乳類が感染・発症し,米国においては主にアライグマ,スカンク,キツネ,コヨーテ,コウモリなどにウィルスが発見されています。狂犬病は,感染前であればワクチン接種によって予防が可能ですが,発症すれば非常に高い確率で致死する恐ろしい病気です。
同州健康衛生当局では,むやみに野生動物と接触しないよう注意喚起しております。在留邦人のみなさまにおかれましても,ぜひ右に注意し,万が一感染したと思われる場合は直ちに治療を受けるようにしてください。

  なお,狂犬病(Rabies)の詳細については,以下のアメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention)のサイトをどうぞご参照ください。

Centers for Disease Control and Prevention: Rabies Open in new window