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大野総領事のユタ州訪問(2012年4月27日(金),28日(土))

ハーバート・ユタ州知事と

カルーン・ソルトレーク郡長と

ベッカー・ソルトレークシティ市長と

 

 4月27日(金)から28日(土)にかけて,大野総領事はユタ州を訪問し,ハーバート・ユタ州知事をはじめとする地元首長を表敬訪問した他,ソルトレークシティの旧日本町で開催された第7回日本祭に出席しました。

 27日(金),大野総領事は,ハーバート・ユタ州知事,カルーン・ソルトレーク郡長,ベッカー・ソルトレークシティ市長をそれぞれ訪問しました。
これら首長に対して,総領事から,東日本大震災に際して寄せられた支援に対する感謝を述べた他,本年が日米桜寄贈100周年にあたり,ユタ州においてもこれを記念するための桜の植樹が行われているので,これを契機に,日本との友好親善関係がますます発展することを希望する旨伝えました。
ハーバート・ユタ州知事との会談では,知事から,日本とユタ州との今後の更なる協力関係強化への期待が述べられ,また,今回寄贈された桜は,日本とユタ州との友情の証であり,大変感謝している旨の発言がありました。
カルーン・ソルトレーク郡長との会談では,郡長から,現在,郡議会議員7人の内,2人が日系人であり,また,前の副郡長も日系人であったことなど,郡の行政における日系人の貢献について言及があった他,2012年に同郡マグナ地区と姉妹都市関係を結ぶ新潟県湯沢町との今後の交流強化への期待が表明されました。
ベッカー・ソルトレークシティ市長との会談では,市長から長野県松本市との50年以上にわたる姉妹都市関係など,日本との深い関係について言及があった他,再生可能エネルギー分野での日本との協力の可能性についての期待が表明されました。

 ソルトレークシティ中心街の旧日本町で28日(土)に開催された第7回日本祭では,実行委員会のマリオン・ホリ会長から,在デンバー日本総領事館を通じて日本政府から桜の苗木が寄贈され,そのうち5本の桜が旧日本町に植樹されたことが紹介されました。当日は多くの参加者で賑わいましたが,このお祭りが地元コミュニティの行事として定着していることを示すように,日本人・日系人以外の人々も多く参加していました。また,茶道,太鼓などの伝統的な日本文化紹介の他,アニメやマンガの登場人物などに扮するコスプレの出し物も大きな盛り上がりを見せた一方で,第2次世界大戦当時の日系人収容所跡地の記念博物館プロジェクトを紹介する歴史展示コーナーも設置されていました。




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