トップページ > 広報文化 > 総領事館トピックス >平成24年度外務大臣表彰の受賞について

平成24年度外務大臣表彰の受賞について

7月12日,外務省は平成24年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。当館管轄地域からは,コロラド州のリチャード・クラーク・ロスガ-バー・ジョンソン&ライオンズLLC上級パートナー,ケリー・ハダ・デンバー市郡判事,及びユタ州のレイモンド・ウノ・ソルトレークシティ日系コミュニティ保存委員会会長が,日本とアメリカ合衆国との相互理解の促進に貢献した功績により受賞者に選ばれました。

外務大臣表彰は,多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で,特に顕著な功績のあった個人及び団体について,その功績を讃えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。

リチャード・クラーク氏は,1989年のコロラド日米協会の設立に際して中心的な役割を果たし,以後は同協会の活動を通じて当地における日米交流の促進に大きな役割を果たしてきました。特に,1994年の天皇皇后両陛下の当地ご訪問の際は,コロラド日米協会会長として,ご訪問の成功に向けて力を尽くしました。また,これまでコロラド州に進出してきた50社以上の日本企業の顧問弁護士として,そのビジネス活動を支援し,日本とコロラド州との経済交流の拡大に大きく貢献しました。

ケリー・ハダ氏は,弁護士,判事として地域に根ざした活動を行うとともに,広範な人脈を生かして当地日系米国市民連盟,コロラド日米協会,コロラド日系人会等の活動に積極的に参加し,長年にわたり日系コミュニティの発展,日系社会の遺産の後世への伝承に大きく貢献してきました。また,同氏は,日米関係の強化にも大きな関心を持って取り組み,当地における日本関係行事に積極的に参加し,2006年の日系人リーダー招聘プログラムにも参加しています。更に,同氏は全米日系人博物館理事,米日カウンシルのメンバーシップ委員会委員を務めるなど,コロラド州を越えた全米規模の枠組みの中で日米関係の発展に貢献しています。

レイモンド・ウノ氏は,日系米国市民連連盟ソルトレーク支部長,及び全米会長等を務めた米国日系人社会の重鎮であり,日系人の地位向上,日本人移民の歴史保存のために長年にわたり多大な貢献をしてきました。また同氏は,ソルトレークシティで毎年春に開催されている日本祭りの会場となる「日本町通り(Japan Town Street)」の保存に力を尽くすとともに,この日本祭りを実現するために中心的な役割を担うなど,ユタ州における日本文化紹介や日米交流の促進のために大きな役割を果たしてきました。

今回受賞された皆様には心より祝福申し上げるとともに,これまでの功績に対して深い敬意を表します。

関連リンク

外務省ウェブサイト・プレスリリース: 平成24年度外務大臣表彰
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/7/0712_01.htmlOpen in new window




トップページへ戻る