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平成25年度外務大臣表彰の受賞について

ジャネット・ミサカ氏

ロナルド・エツオ・オオツカ氏

 7月25日,外務省は平成25年度外務大臣表彰の受賞者を発表しました。当館管轄地域からは,コロラド州デンバー美術館のアジア美術部長ロナルド・エツオ・オオツカ氏,及びユタ州ソルトレイク市の日系米国人市民連盟山間部地区代表ジャネット・ミサカ氏が,日本とアメリカ合衆国との相互理解の促進に貢献した功績により受賞者に選ばれました。

 ジャネット・ミサカ氏は長年にわたって大学で教鞭を振るうかたわら,1950年代から日系米国人市民連盟(JACL)の一員として活動し,現在では同連盟山間部地区代表として活躍されています。同氏は第二次世界大戦中にワイオミング州の日系人強制収容所に収容された経験を通して,日系人の地位向上のために取り組んでこられました。

 ロナルド・エツオ・オオツカ氏は,アメリカ中西部地域から太平洋岸地域で最大級の美術館の一つであるデンバー美術館において,1973年より39年間にわたってアジア部長として,日本美術をはじめとするアジア美術に関する学術研究,大学等での教育指導を行ってきました。また,同美術館等における一般展示や特別企画展の企画・実施等を通じて日本・アジア美術の啓蒙・普及活動に尽力し,日米相互理解促進に貢献してきました。

 外務大臣表彰は,我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献・功績のあった個人及び団体について,その功績を讃えるとともに,その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 今回受賞された皆様には心より祝福申し上げるとともに,これまでの功績に対して深い敬意を表します。




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