ジョン・マツシマ・コロラド州立大学名誉教授を招いての昼食会(令和7年7月18日)
令和7年7月22日


7月18日(金)、岡島総領事は、コロラド州立大学農学部のジョン・マツシマ名誉教授を昼食会にご招待しました。
マツシマ名誉教授は、動物科学と畜産分野において70年以上にわたる輝かしいキャリアを誇る、著名な研究者です。本年は104歳というご高齢ながら、なお矍鑠(かくしゃく)とご活躍されています。
特に1960年代に開発された「Steam Flaking Corn」と呼ばれる、牛の飼料用トウモロコシの加工技術は、その効率性と持続可能性において畜産業界に革命をもたらし、今日においても、米国のみならず広く世界中で活用されています。
コロラド州で生まれ育った日系人であるマツシマ名誉教授とご出席の皆様から、戦前からの日系人の歴史、そして幾多の困難や差別と向き合いながら、類まれな功績を成し遂げられた名誉教授の波瀾万丈の人生について貴重なお話を伺うことができました。この機会に、名誉教授の長年にわたるご貢献に改めて敬意を表すると共に、心からの感謝を申し上げます。