ワイオミング州事情
1 概観
(1) 歴史・沿革
ワイオミングの名称は、ネイティブ・アメリカンの言葉から取ったもので、「大平原」を意味するとの説がある。往時、この地は10余部族のネイティブ・アメリカンが居住する大狩猟地であったが、現在ではウィンド・リバー山麓の保留区にその子孫約3万5千人余りが残っているに過ぎない。白人がワイオミングに足を踏み入れたのは、1807年イエローストーン地区を発見したジョーン・コルターが最初といわれている。
1850年代には、少数の末日聖徒イエスキリスト教徒(通称:モルモン教徒)が州の西南部に定着し、続いて1860年代から1870年代にかけて、金鉱の発見や鉄道の建設に伴い、多数の開拓者や労働者が流入した。殊に、鉄道建設労働者として多くの中国人が入って来たが、後に彼等は炭鉱地域に定着した。さらに、1910年代に入り、欧州からの移民が続々定着するようになった。そのうち英国人は主として農業に、スウェーデン及びその他の北欧系は主に木材伐採に、イタリア人やギリシャ人は主として鉱山労働に、メキシコ人、ロシア人等は砂糖大根の栽培に従事した。
ワイオミング準州が設立されたのは1868年で、その後1890年7月10日にアイダホ州より一週間遅れて44番目の州として連邦に加えられた。同州は「平等州」として知られ、他の連邦諸州より51年も先立って1869年に婦人に参政権を与えたことで有名である。
(2) 地誌
ア 地理
ワイオミング州は、面積約25万1千平方キロメートル(日本の総面積の約7割)の方形をした州で、全米で9番目に大きい州である(州都はシャイアン)。ロッキー山脈が州の中央部を広く南東から北西に走り、西部には鋸の歯のような高山がそびえ立ち、東部は大平原地帯となっている。平原地帯ではセージブラッシュの生えた砂漠や不毛地も相当あるが、それ以外の大草原地帯は放牧に適している。山岳地帯には樹木が繁茂しており、また、多数の湖沼が散在し、景勝に富んでいる。就中、州の西北端に位置するイエローストーン国立公園は世界で初めて国立公園として登録された場所であり、国内でも有名な観光地である。
州面積の48%が連邦政府の所有地となっており、その他42%は私有地、6%は州政府所有地、4%がネイティブ・アメリカン居留地となっている。
イ 気候
気候は、少雨多照で概ね温暖であるが、冬季の寒さと夏季の暑さは相当厳しい。しかし、空気が乾燥しているのでそれほど辛くは感じない。降雨量は極めて少なく、全米中で最も乾燥した州の1つである。州都シャイアンの年間平均気温 は約8℃、年間降水量 は338mmである。平均風速 は約9.6m/sで全米で上位。
ウ 人口
2023年の国勢調査(推定)によると、ワイオミング州の人口は約58万人で、最新の人口構成は白人92.3%、ヒスパニック系10.8%、アフリカ系1.2%、ネイティブ・アメリカン2.8%、アジア系1.2%である。
ワイオミング州の主要都市の人口(2023年国勢調査(推定))は以下の通りである。
【ワイオミング州の主要都市の人口(2023年国勢調査(推定))】 | |
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シャイアン市(州都) | 約6.5万人 |
キャスパー市(州第2の都市) | 約5.8万人 |
ララミー市(州第3の都市) | 約3.2万人 |
エ その他
【ワイオミング州の花・鳥・木・動物】 | |
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州花 | カスティレヤ (Indian Paintbrush) |
州鳥 | ニシマキバドリ (Western Meadowlark) |
州木 | ヒロハヤマナラシ (Plains Cotton Wood) |
州の動物 | バイソン (Bison) |
2 政治
(1) 政治情勢概況
ワイオミング州は、潤沢な鉱物、観光、土地資源に恵まれ、政府による関与を極端に嫌う自主独立の気風が強い。このため伝統的に共和党が強く、同党が長年にわたって連邦上下院の議席を独占し、州上下両院でも圧倒的多数の議席を占めてきた。しかし州知事だけは例外で、これまでに民主党知事、共和党知事が数年おきに交代する形で就任している。潤沢な天然資源のおかげで州財政は潤っていたが、オバマ政権やバイデン政権下でのクリーン・エネルギー政策推進の影響から、州の最重要産業である石炭産業が大きく影響を受け、近年財政難に陥っている。他方、ワイオミング州政府は、二酸化炭素排出を抑えた火力発電、クリーン・コール技術の開発等環境汚染を抑えた技術開発に取り組んでいる。
(2) 連邦議員
ア 連邦上院議員(2議席)
2議席とも共和党が独占している。2008年の選挙では、マイク・エンジ議員の改選選挙と、任期途中で死去したクレイグ・トーマス議員の後任として2007年に知事の指名で議員となったジョン・バラッソ議員の信任選挙の2つが行われたが、現職の両共和党議員が再選された。2014年の中間選挙では、当初、ディック・チェイニー元副大統領の長女であるリズ・チェイニー候補が出馬表明し、全米で注目を浴びたが、その後チェイニー候補が家族の健康上の問題を理由に辞退した後には、有力な候補は立たず、マイク・エンジ議員が圧倒的な支持力で再選を果たした。マイク・エンジ議員は引退を表明し、2020年の選挙には出馬しないため、シンシア・ラミス元連邦下院議員(共)が選出された。その後、バラッソ議員とラミス議員の2名体制が続いている。
【連邦上院議員】 | |
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シンシア・ラミス (Cynthia Lummis) (共) | 2026年改選 |
ジョン・バラッソ (John Barrasso) (共) | 2030年改選 |
イ 連邦下院議員(1議席)
ワイオミング州の連邦下院議員の議席定数は1議席であり、現在は共和党が議席を占めている。1995年から7期14年間、バーバラ・キュービン(Barbara Cubin)共和党議員が議席を保っていたが、同議員の議員活動に「緊張感がない」との批判が出始め、2006年の選挙では多くの共和党票が民主党候補に回った。これを受け共和党は2008年の選挙では、キュービン議員に代えてシンティア・ラミス候補を擁立し、当選した。以後、民主党から有力な対立候補が立たず、ラミス議員が再選した。2016年、ラミス議員の引退を受けてオープン・シートとなり、複数が立候補したが、リズ・チェイニー候補が勝利した。チェイニー議員は、トランプ前大統領の弾劾裁判を支持したため、共和党の価値観を反映していないと党内での風当りが強くなり、共和党下院議員総会会長を務めていたが、2021年5月に解任された。また、ワイオミング州内においても各郡の共和党からチェイニー議員を共和党員として認めない動きが出て、2022年中間選挙で再選を目指すチェイニー議員の議席獲得に挑む候補者の動きが注目された。トランプ前大統領は、出馬を表明した弁護士のハリエット・ヘイグマン(共)を支持し、他の共和党候補者らに選挙戦から撤退して、ヘイグマン候補を支持するよう動きが出た。2022年8月、共和党予備選挙でヘイグマン候補がチェイニー議員に勝利し、本選挙でもヘイグマン候補が勝利した。
【連邦下院議員】 | |
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ハリエット・ヘイグマン(Harriet Hageman) (共) | 2026年改選 |
(3) 州議会と州政府
ア 州議会
州議会は上院(定員30名)と下院(定員62名)より成る。党派別勢力に近年大きな変化はなく、共和党が圧勝している。
【州上院】 | |
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民主党 | 2名 |
共和党 | 28名 |
計 | 30名 |
【州下院】 | |
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民主党 | 5名 |
共和党 | 57名 |
計 | 62名 |
イ 州政府の主要政策と課題
1990年代米国経済が好調であったときに、ワイオミング州経済は停滞し、人口は流出し、繁栄から取り残されているとの焦燥感があった。1994年の選挙で民主党知事に取って代わった共和党のジム・ゲリンジャー(Jim Geringer)知事は、1997年に経済開発と観光の役割を担う準政府機関の「ビジネス評議会」を設立して総合的な経済開発計画の策定に取り組んだが、それも州民の期待に十分添うものでなく、次第に州全体に変化を望む声が高まった。2002年の選挙で民主党のフルデンサール候補が、高等教育の充実化、潤沢な財産を州の活性化に役立てることを提言すると、州民は再び知事ポストを民主党に委ねたが、2012年の選挙では、知事ポストから州議会上下両院まで共和党に圧倒的支持を与え、2014年以降の選挙でも共和党への支持は継続した。
同州の主産業の石炭産業がオバマ政権のクリーン・エネルギー政策等の影響から低迷し財政難に陥っていることから、トランプ政権による規制緩和による州経済の好転に期待が寄せられているが、世界的な脱炭素化の動きの中で厳しい状況にある。
ウ 州知事選挙
2003年から2期8年間務めたフルデンサール知事(民)に代わって、2010年の選挙では全米的に旋風を巻き起こしたティーパーティ運動の後押しを受けたマット・ミード知事(共)が当選した。また、2014年の選挙でも再選に向け順調な滑り出しを見せて、他の候補者に対し優位な位置を取ったまま再選を果たした。2018年の選挙では、任期満了のミード知事(共)に代わり、当時州財務長官のマーク・ゴードン氏(共)が出馬し、得票率67.5%にて民主党候補に圧倒的な差を付けて勝利した。その後もゴードン知事が再選している。
【ワイオミング州公選職】 | ||
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知事 (Governor) | マーク・ゴードン (Mark Gordon) | 共 |
副知事 (Lt. Governor) | ポストなし | |
州務長官 (Sec. of State) | チャック・グレイ (Chuck Gray) | 共 |
州司法長官 (Attorney General) | ブリジット・ヒル (Bridget Hill) | 共 |
州財務長官 (Treasurer) | カーティス・メイヤー (Curtis Meier) | 共 |
エ その他
主要都市の市長は次の通り。
【主要都市の市長】 | ||
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シャイアン市(州都) | パトリック・コリンズ(Patrick Collins) | 2028年改選 |
キャスパー市 | ブルース・ネル(Bruce Knell) | 2026年改選(市議の中から互選形式) |
3 経済及び産業
(1)経済概況
ワイオミング州の主要な経済構成要素は農業、鉱業及び観光事業である。同州には、石炭をはじめとする豊かな天然資源が存在し、天然資源と鉱業分野での雇用率は全米第1位である。連邦政府経済分析局の統計によると、2023年のワイオミング州の総生産は約529億ドルであった。一人当たりの個人所得 では、72,415ドル(2023年)となっている。
また、2024年10月のワイオミング州の失業率は3.2%となっており、全米平均の4.1%よりも低い。
国際貿易においては、2023年の総輸出額は約16.2億ドルであり、主要輸出国は、カナダ、チリ、マレーシア、韓国、インドネシア、中国、ドイツ、日本、ブラジル、メキシコの順となっている。(日本は8位、後述6の(4)参照)
(2)主要産業
ア 農業
ワイオミング州における農業は、州の重要な産業のひとつである。主な農産品は家畜(牛)、干し草、テンサイ、穀物(小麦・大麦)、羊毛である。同州の降水量は非常に少ないため、乾燥に強い作物を栽培したり、広い土地を利用して放牧が営まれている。一農家当たりの農地面積は、約15㎢で全米第1位の規模である。
イ 鉱業・エネルギー資源
ワイオミング州で最も重要な産業は鉱業であり、州内総生産の約4分の1を占めている。主な鉱物資源は、石油、石炭、天然ガスである。2021年には年間石炭産出量が全米1位、石油産出量が全米8位、天然ガス産出量が全米9位を記録した。こうした鉱業の中でも、ワイオミング州を特徴付けているのは石炭産業である。連邦政府が進めるクリーン・エネルギー政策のため、石炭の国内需要が激減しており、ワイオミング州は国外市場への輸出を目指すと同時に、環境汚染を抑えたクリーンな石炭の消費技術を開発してこの分野において主導的役割を果たすことを目指している。2018年には、ワイオミング州ジレット市にITC(Integrated Test Center)が設立され、また、技術実証が可能なDry Fork発電所が隣接している。2023年5月、日本の環境省のCCUS(CO²の分離回収・有効利用・貯蓄)早期社会実装のための環境調和の確保及び脱炭素・循環型社会モデル構築事業として、JCOAL(カーボンフロンティア機構)と川崎重工業が、固体吸収剤によるCO²分離回収技術実証事業の実証プラント起工式をITCで開催。今後、固体吸収剤によるCO²の分離回収及び環境影響評価試験を実施。
ウ 観光業
米国初の国立公園であるイエローストーン国立公園や隣接するグランド・ティトン国立公園を擁する同州にとって、観光業は重要な収入源となっている。毎年600万人を超す旅行者が観光地を訪れ、2021年、イエローストーン国立公園の入場者数は、約486万人に達し、過去最多を記録した。2022年、イエローストーン国立公園では大規模な洪水が発生し、一時公園は閉鎖された。そのため、2022年の訪問客数は約329万人に落ち込んだが、2023年には約450万人に回復した。
ワイオミング州の国立公園における観光は、夏期は自然の景観、野生動物ウォッチング、釣り、狩猟、キャンピング等、冬期はスキー・スノーボードなどが中心である。特にイエローストーン及びグランド・ティトンの両国立公園では、冬期のスノーモービルによる森林ツアーが盛んで、観光収入の大きな部分を占めている。しかし排ガスによる空気汚染、燃料による水汚染が動植物に与える影響、一日中鳴り響く騒音による野生動物に与える影響等、スノーモービルが環境に与える影響を配慮して、一日当たりの運転台数に制限が設けられるようになった。
エ その他
その他のワイオミング州の産業として、鉄道、パイプラインに従事する者の割合も全米の中でも高い。また、近年ではスマートグリッド・プロジェクトや風力発電プロジェクトが活発となっており、同州の設備投資金額1ドルあたりの生産性は高まっている。州都シャイアン市周辺は、広い空間があり、高地で2つの高速道路と2つの鉄道が通っている有利な立地条件から、スペースポート誘致に積極的である。しかし、他州も多額の予算を組んで誘致に乗り出しており、これらの州との競争は免れない。
ワイオミング州で特筆すべき問題に、灰色狼(以下「狼」と略称)の保護・処遇がある。その昔、米国のほぼ全域に生息していた狼は、20世紀にはごく限られた地域を除いて姿を消した。しかし草食動物の過剰な繁殖を抑制するなど、狼の存在が健全な生態系の維持に必要であるとの認識から、1973年制定の野生保護法で絶滅種に指定されると、狼はその生息数を徐々に回復してきた。さらに1995-1996年にイエローストーン国立公園は、カナダから31頭の狼を再導入すると優れた繁殖力を有する狼は急速に増殖し、生態系維持に最適数の300匹をはるかに超える数となった。生息地域も当初計画の地域を超えて広がり、保護の必要がないまでに増え、2012年9月末には絶滅危惧種の指定を解除された。
4 文化
(1) 教育
ワイオミング州には約367校の公立小中高等学校が存在し、21の学 校区がある。義務教育年齢は6歳から16歳まで、公費による教育が受けられる期間は5歳から18歳 までとなっている。2022-2023年度の高校卒業率 は81.4%であった。高等教育機関としては、ワイオミング大学が唯一の州立4年制高等教育機関である。2018年、私立大学ワイオミング・カトリック・大学が高等教育校として米国中部高等教育委員会から認定された。 現在、日本語教育は、ワイオミング大学にて実施されている他、ごく一部の高校で日本語授業が行われ ている。
(2) 文化
州内には、イエロー・ストーン国立公園及びグランド・ティトン国立公園があり、大自然に囲まれた環境の中で住民の野外活動志向が強く、国立公園を中心とした環境保護運動も盛んである。また、大西部時代の開拓者精神もカウボーイ文化等として根強く社会・文化の中に残っており、毎年、州都シャイアンで開催される全国的有名なウェスタン大イベント「シャイアン・フロンティア・デイズ」の他、Frontier Days Old West Museum、Grand Encampment Museum、Saratoga Museum、Sweetwater County History Museum等、この風土を反映した博物館も数多くある。
5 治安情勢
ワイオミング州における2021年の主な犯罪の発生件数及び対前年比犯罪発生率は以下のとおり。
2022年(件数) | 2023年(件数) | 前年比 | |
---|---|---|---|
殺人 | 22 | 28 | 27.3% |
強姦 | 278 | 286 | 2.9% |
強盗 | 33 | 66 | 100% |
暴行 | 669 | 663 | -0.9% |
窃盗 | 5,395 | 6,246 | 15.8% |
自動車盗 | 654 | 727 | 11.2% |
(出典:FBI犯罪統計) |
6 日本との関係
(1) ワイオミング州における日系人の歴史
ユニオン・パシフィック鉄道等の建設工事に中国人に代わる労働力として、1900年前後より、ワイオミング州に日本人が入植し始め、その後、 鉱山労働に取って代わり、1910年頃にはロック・スプリングス市を中心に3,000人以上の日本人炭坑夫がいたと推測されている。その優秀な働きが高く評価され、多くの日本人坑夫が現場監督として抜擢されたが、1930年頃より老齢のために引退したり、帰国が相次ぎ、日米開戦までには極めて少数となっていった。
真珠湾攻撃の後、ルーズベルト大統領の行政命令9066号の発令により、ワイオミング州にも州北部パウエル市とコーディ市の間にハート・マウンテン(Heart Mountain)日系人強制収容所が建設された。主に西部からの日系人が強制収容され、1942年10月の時点では1万人以上の日系人がいたとされる。同収容所において、ビル・ホソカワ氏(元在デンバー日本国名誉総領事)が新聞「The Heart Mountain Sentinel」紙を日系人向けに発行していた。また、ノーマン・ミネタ元運輸長官も、同収容所の元収容者である。 戦後は何人かが収容所周辺に在留し、農業等に従事したが、ほとんどの日系人はカリフォルニア州などの元の居住地に戻っていった。同収容所の保全と知識普及を目的として、2011年、博物館が設置された。
(2)文化交流
ワイオミング大学では、1990年から6年間、日本からの客員教授招聘等を実施し、徐々にではあるが文化・学術交流が行われてきた。2005年12月、ララミー市にワイオミング日米協会が設立され、地方レベルで日本映画の上映や日本祭りの開催など活発な活動を行っている。
(3)学術関係
ワイオミング州からはJETプログラムにより、毎年数名の参加者を送り出している。
(4)投資・貿易
ワイオミング州に進出している日系企業は3社(2024年1月現在)。日本はワイオミング州にとって8 番目の輸出相手国であり、対日輸出額は2023年時点で、8,770万ドルであった。対日貿易取引における輸出品の約90%が化学製品(主にガラスの原料となるソーダ灰)である。
(5)要人往来
ア 訪米
- 2016年 7月 丸川珠代環境大臣(イエローストーン国立公園)
イ 訪日
- 2006年 8月 マーク・バロン・ジャクソン市長(富士吉田市)
- 2014年 11月 ワイオミング州議員団(東京)
- 2015年 10月 マット・ミード・ワイオミング州知事(東京)
(6) 姉妹都市関係
なし
(7) 在留邦人等
ア 在留邦人及び日系人
ワイオミング州に在留する邦人の数は全体で約200人(2024年10月現在) 。日系人(2010年の国勢調査に対し「日本人」または「日本人との混血」と回答した人)の数は約1,000人となっている。一般的に邦人社会と現地社会との関係は良好な状態に保たれている。